黄泉がえり
2005年 02月 07日
本日、いつものように仕事で役所を訪れていたときの事。
時間は午前10:30ぐらい。
そのフロアは、そこにいる人数の割には寂静な空間が広がっていた。
しかしその静寂を破る瞬間は突然に、あまりに突然にやってきた。
年の頃にして50代前半だろうか。
一人の「おっさん」の携帯電話が高らかにメロディを奏でた。
着メロである。
その曲は柴崎コウが歌っていた「月のしずく」。
推定32和音の美しい調べだ。
おそらく音量の調節を間違えたであろうその大音量は
まるで日曜日の教会の賛美歌のようにフロアに降り注ぐ。
きっとこの人は最近愛しい人を亡くしたのだろう。
そう思うことにした。
決して己の趣味とか、知らない間に娘に勝手にDLされたのではないだろう。
努々そんなことはありえ・・・ない。
そう、決して・・・。
何だか今日はやけに寒風が身に凍みる。
時間は午前10:30ぐらい。
そのフロアは、そこにいる人数の割には寂静な空間が広がっていた。
しかしその静寂を破る瞬間は突然に、あまりに突然にやってきた。
年の頃にして50代前半だろうか。
一人の「おっさん」の携帯電話が高らかにメロディを奏でた。
着メロである。
その曲は柴崎コウが歌っていた「月のしずく」。
推定32和音の美しい調べだ。
おそらく音量の調節を間違えたであろうその大音量は
まるで日曜日の教会の賛美歌のようにフロアに降り注ぐ。
きっとこの人は最近愛しい人を亡くしたのだろう。
そう思うことにした。
決して己の趣味とか、知らない間に娘に勝手にDLされたのではないだろう。
努々そんなことはありえ・・・ない。
そう、決して・・・。
何だか今日はやけに寒風が身に凍みる。
by HBK-sweet
| 2005-02-07 23:52
| ほっとれもん