そろそろ超えたらしい! 1000万超人パワー!!


by HBK-SWEET
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烈士徇名

新日本プロレスの“新闘魂三銃士”柴田勝頼が退団することになりました。
理由は、
「憧れて入った新日本プロレスと現在の新日本プロレスに
ズレや溝が生じている。
自分のやりたいプロレスと食い違っている。オレは“サラリーマンレスラー”
にはなれない」

というものです。

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ここでいう“サラリーマン”の定義って何なんでしょう?
組織に守られていること=組織の考えに従うこと、とでも言うべきでしょうか。

自分なんかはもろに“サラリーマン”なんですけど
仮に会社を辞めることになったとしても理由は彼と一緒のような気がします。
言ってしまえば、自分の信念が貫き通せなくなったらダメなのかなって。
組織にいる以上、理想論でありワガママなのかもしれないんですけど、
やっぱ今の人生は一回きりなので自分の中で色々な物事に
変に妥協はしたくないな、って思います。
まあ、組織の中で生きていく以上、その組織の中での落としどころってのは
確かに大事なのかもしれないですけど
自分自身で、譲れないものは譲れないってのは確固としてあります。

自分自身の反省も込めてですが、嫌だなって思うことは、仕事とか会社等に対して
色々と文句は言うけど、それについて特にアクションをおこさず
結局会社側の言いなりになってしまうことです。
だからといって、周りの空気を無視して言いたいことばっかり言っても周囲の調和を
乱すことになります。
そこでアクションをおこせない理由としては、やっぱり自分の身が
一応保障されている状況でそれを失ってしまうという可能性に対する
『恐怖』という部分があるのではないでしょうか。

同じ“新闘魂三銃士”の中邑が今回の件に対してこんなことを言っていました。
「自分と新日本の現状に危機感を持っていたことは間違いない。
問題はある意味自分も直面していますが、
自分は新日本を通してプロレス界を変えていきたいが、
柴田選手はそうじゃなかった。」

と。

プロレス界の今後を憂い、現状を打破しようとする時、
組織の中から自己の組織、ひいては業界そのものを変えようとするのか、
はたまた組織を飛び出して己の信念と行動力に基づいて変革を
働きかけていくのか。
どちらにしても相当量のエネルギーが必要となってくるはずです。
凝り固まった組織に中から風穴をブチ開けることの大変さは会社勤めの人ならきっと
わかるだろうし、かといって組織を出て後ろ盾を失い、たった一人で
どこまで出来るのか分からないという不確定要素にまったく不安を感じない人は
稀でしょう。
どちらが絶対的に正しいと言うことはないのでしょう。
目的は一緒で、その方法論が違うだけで。

フリーとしてレスラー活動を行っていくのはまさにハイリスク・ハイリターンです。
自分の信念を貫くのも重要ですが、世間と同様、若しくはそれ以上に不景気な
プロレス界、まずは『客を呼べる』レスラーでなければどこの団体も
フリーの選手なんか使ってはくれません。
その点では選手も一商品であり、ある意味世間のニーズに応えるものでなければ
ならないでしょう。
逆にそうした要素を満たすレスラーであれば、上がれるリングの選択肢も増え、
同時に収入も増えることになります。
しかしながら、そうするがために自分本来の信念を曲げることになれば本末転倒に
なる恐れがあります。

誰がために闘うのか?己のためか、ファンのためか?
きっと柴田はその両方のために闘い続けます。
昔ファンの頃、自分が憧れ、夢見た選手のようになるために。

自分自身の信念も曲げず、同時にファンにも指示される。
一見難しいように思いますが、逆に言えばそれこそが『プロ』レスラーなのです。

やる前からゴタゴタ考えるより、
絶対俺は出来る!って信じて始めなければ実際何も始まらないです。
柴田には自身のTシャツに書いてある『烈士徇名』という言葉のとおり
最後の最後まで義を貫き通して欲しいし、きっとやってくれると信じています。
そうすればいつかきっと、彼の熱き心が生み出す願いが叶う日がくることでしょう。
心発・夢着
その思い、夢まで届け!
なんて、半分自分にも言い聞かせています。
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by HBK-sweet | 2005-01-27 00:18 | プロレス