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そろそろ超えたらしい! 1000万超人パワー!!


by HBK-SWEET
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田村潔司からのメール

先週の金曜日、プロレスラーの田村潔司から
こんなメールが届きました。
今日ニュースを見ました。
何かがおかしく感じます。

すいませんと謝ればケガが治るのだろうか?
すいませんと謝れば亡くなった人が生き返るのだろうか?
少年法など失くしてしまえばいいのに・・・・。

2005.4.22 田村潔司

確かに、ここ数年の少年犯罪は凶悪化をたどっています。
でも、少年法をなくせばいい、という意見は極論として
対象年齢を引き下げ、罰則の強化、といった改正論が
度々世間の話題に上がりますが、
本当にそれで犯罪は減るのでしょうか?

はっきりいってそれは違うと思います。
事前防止効果としての罰則強化、でもそれはあまり効果は
ないような気がします。

悪いことをする奴はどういう理由があれ、悪いことを起こすものです。
それに、対象年齢が低ければこそ、事前にその罪を犯せば
どういう罰が下るか?という認識は低下するはず。
そういう意味では、罰則を強化したからといって
事前防止効果がどこまで作用するのか、疑問だと思います。

ただ罰則強化をする、それは言ってしまえば
「臭いものにフタをする」
ということではないでしょうか?

再犯を起こす可能性があるから、なるべく世間に戻ってこないで欲しい。
そこが本音でしょう。
でも、それを徹底するなら生涯に渡り犯罪者を禁固していく他に
方法がないような気がします。

現状では何年、どこに収監されるにせよいずれ戻ってくるのです。
ただ目をそむけているだけでは根本的な解決にはならないでしょう。

今、考えなければいけないこと。
それは、法という道徳の最小限度について考えるのではなく、
社会道徳全体について考えること。
つまりは、そうした子たちを生まない社会をつくっていくこと。
それが一番大事ではないでしょうか。

ちなみに少年法は、ただ少年たちに罰則を与えるものではなく、
あくまで彼らを更生させることにその目的があります。
その辺を間違えてはいけません。

結論としては、みんな仲良くやっていこうよ、と。

どんな子であれ、誰かが愛してあげないと誰も愛せない子に
なってしまうかもしれません。

実際に自分が被害者の立場に置かれてもそんなことを言えるのか?
でも、これは自分の信念なので、例えどういう状況におかれても
この考えは変えません。
それに今は、誰もが被害者になり、誰もが加害者の側にもなりうる。
ただの憎しみだけでは何も変わらない気がします。

お前がそんなこと言うなって?
まあ、僕が上司の悪口言っているのはストレス発散ということで
想定の範囲内です!
by HBK-sweet | 2005-04-24 20:02 | ちょっと一言いいかしら?