人気ブログランキング | 話題のタグを見る

そろそろ超えたらしい! 1000万超人パワー!!


by HBK-SWEET
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

悲しみの連鎖

三沢さんに続いてテッドさんまで逝ってしまった・・。

二人とも46歳。

辛いことが続くなあ・・・。


旗上げからずっとみちのくプロレスを見てきたものとして
やっぱりここぞという時のレフェリーは
テッドさん以外にあり得ないし、
ヨネ原人とウィリーさんの試合を裁かせたら天下一品でした。

リング上でよく、

「オーイ、お前らー、早く戻ってこーい!」

と、カン高い声で叫んでいたのが思い出されます。

そんなこと言う割にはさあ、楽しそうな笑顔で。

1年ぐらい前まで体調悪そうだったので
心配していましたが、最近は元気にレフェリングしているのを
あちこちで見かけていたから
安心していた矢先にこんなことになるなんて・・。

でも、最後にサスケvsTAKAの試合を裁けて良かったなあ。

この試合にかけたテッドさんの思い入れは
今週の週刊プロレスで確認できるみたいなので、
心して読みたいと思います。


だけどなあ、天国プロレスはそんなに人材不足なのかよ。

頼むからこっちの世界からもうブッキングしないでくれ。



それにしても、いまだに三沢さんが亡くなったことが
映像見ても信じられません。

いつもは、あそこからスクッと立ち上がるじゃないかと。

死というイメージが一番遠い選手だっただけに。

論理として、死んでしまったのだということは理解できるので悲しいことは
悲しいのですが、直感の部分ではどうしても理解できない自分がいるので
相変わらず気持ちの整理がつきません。


・・・・いい加減に僕も元気出していかないとダメだな。

一番辛いはずの選手たちがリングで頑張っているんだから
こっちばかりいつまでもくよくよしている訳にはいかない。


彰俊も一人で十字架を背負いこまないでくれよ。

ちょっとはオレ達ファンも一緒に背負うからさ。


人によってはさ、何で社長が死んだ次の日に
興行を行うのかと思う人もいると思うけど、
それはプロレスラーだから。


プロレスラーは逃げない。

相手の攻撃からも、悲しみからも。


そんなことは分かっているけど、齋藤彰俊の勇気には
改めて胸が熱くなります。


彰俊もバイソンも潮崎も、
最後に三沢さんと同じリングに立った者は
活躍することが最大の供養になると思います。

きっと三沢さんも喜びますよ。



若手の平柳がまだ練習生の頃、
キツイ練習に耐えられず同期はみんな辞めてしまい、
本人も練習時に怪我を負い心身ともにボロボロになっていた時、
たまたま道場のトイレで三沢社長と一緒になったそうです。

それまでは会話らしい会話をしたことがなく、
初めてと言っていい日常会話が以下のやりとり。

何気なく三沢社長に、

「ヒラ、お前は辞めないのか。」

と声をかけられ、
それに対して平柳は

「辞めたくないです。」

と即答。


すると三沢社長は、

「いつか辞めなくて良かったと思える日が来るよ。」

と一言、言ってくれたそうです。


今、本当にそう思えているし、
その言葉があるからプロレスを続けてこられたと
平柳が語っていました。


なんか偶然なんだろうけど、昨日の彰俊や全選手の姿
そして、ちょっとだけプロレスを見るのが辛くなった
自分にもかけてもらっている言葉のような気がして、
ぐっときてしまいました。



とりあえず、今晩はしんみりさせてもらって、
また明日からは引き続き、馬鹿な事やって生きていきます。


三沢さん、テッドさん、それでは、また。
by HBK-sweet | 2009-06-15 22:41 | プロレス